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先日立ち寄ったハードオフで中古のCPUクーラー、風魔SCFM-1000を発掘。
お値段は2,750円と少し高めな設定で迷いましたが、前から気になっていたクーラーでもあったので購入しました。
今回はこちらのCPUクーラーを虎徹MarkⅡと比較をしながら紹介したいと思います。
まず開封してみてびっくりしたのが、これおそらく開封済みの未使用中古品のようです。
これはお宝を引いたと思わずガッツポーズが出ちゃいました。ほぼ新品であれば2,750円は高くない気がしてます。
風魔 SCFM-1000のスペック
- ヒートシンクの剛性と熱伝導率を高める0.4mm厚フィンを採用。
- ヒートパイプには酸化を防止する高級感溢れる「ニッケルメッキ処理」を採用。
- Intel 775/115x/1366/2011/2011(V3) AMDユニバーサル対応
- 12cm PWMファンを採用し、「小軸&大型ブレード」による風量重視し性能と静音性のバランスを重視
- 搭載ファンを最大3個搭載可能
- サイズ :137(W)×149(H)×130(D)mm(付属ファン含む) 重量 :920g(付属ファン含む)
- 搭載ファン:120×120×厚さ25mm*ファン回転数:300(±300rpm)~1400rpm(±10%)
- ツインタワー状の2ブロック構造により、ヒートパイプの熱を余すことなく、両側のフィンに熱移動させます。
- ノイズ/風量:13 ~ 28dBA / 5.6 ~ 79CFM
風魔 SCFM-1000の特徴
ツインタワー型のためサイズは大きめで取り付けた時の存在感は半端ない印象です。
高さは149mmと低めの設計なのでほとんどのミドルタワーケースで使用できるようになっています。
むしろ気にしなければならないのは、高さよりもこの「低さ」かもしれません。低い設計のため高確率でメモリと干渉します。
私も今回のテスト時はファンの取り付ける向きを通常とはと逆にしました。
※ファンの取り付け位置を少し上にすれば回避できます。
風魔 SCFM-1000の実力
今回のテスト環境は下記のとおりです。
i7-3770Kの定格運用でアイドル時の温度は約30℃、Cinebench R15を走らせた負荷状態での温度はMAXで約56℃と十分な冷却性能を持っているといえます(部屋の温度は約23℃)


結果としてはi7-3770Kの4.6GHzオーバークロック時は、どちらのCPUクーラーも約85℃と運用上ギリギリの温度となりました。
個人的にはツインタワー型の風魔のほうが冷却性能が上だと思っていましたが意外な結果でした。逆に言えば虎徹Mark2がとても優れているという事かも知れません。コスパも高いし大人気な理由を改めて実感させられました。
まとめ
今回の検証では風魔 SCFM-1000と虎徹Mark2の性能差はほぼ同等で互角といった感じ。コスパで選ぶなら虎徹Mark2、巨大なヒートシンクで圧倒的な存在感を楽しみたいなら風魔 SCFM-1000といったところでしょうか?
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