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Windows11 Insider Preview版を使用し始めて数日たちましたが、スタートボタンの位置とスタートメニュー表示にどうしても馴染めないので、Windows10のようにカスタマイズする方法を調べました。簡単に変更できるので同じ思いの方は試してみて下さい。
なお、スタートメニューのカスタマイズはレジストリをいじります。設定を間違えるとシステムが不安定になる恐れがあるため自己責任の上、注意をして作業をお願いします。
スタートボタンの位置調整
歴代のWindowsと同じ「左下」の設定する方法
Windows11のスタートボタンの表示位置はデフォルトで中央になっています。これを歴代のWindows同様に左下に変更する方法は簡単です。
タスクバーの何もないところを右クリック > 「タスクバーの設定」をクリック
次の画面が出たら、「Taskbar alignment」の項目で「左揃え」を選択するだけでOKです。

これでスタートボタンが従来通りに左下に変更されました。

スタートメニューの表示をWindows10のようにカスタマイズ
Windows11のスタートメニューをWindows10のように表示させる方法を説明します。この先は少しレジストリをいじりますので気を付けて作業して下さい。
2021年7月13日 追記
この項で紹介するカスタマイズ方法は、2021年7月9日に公開された「Windows 11 Insider Preview Build 22000.65」で無効化され今はできなくなっています。理由は不明ですがMicrosoftさん的にスタートメニューの変更はさせたくない事情があるのでしょう。
レジストリエディタを開く
まずはレジストリエディタを開きます。
「スタートボタン」を右クリック > 「ファイル名を指定して実行」をクリック > regedit と入力しOKをクリックするとレジストリエディタが開きます。

レジストリキーの作成し、指定の場所へ格納する
新しくレジストリキーを作成し指定の場所に保存をする作業を行います。
パス欄に「コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced」と入力し、目的の場所に移動して下さい。
目的のフォルダに移動したら右側の何もないところで「右クリック」>「新規」>「DWORD(32ビット)値」を選択して下さい。

一番下に新規作成したレジストリキーが表示されますので、右クリックして名前の変更を行います。
変更する名前は「Start_ShowClassicMode」です。

名前の変更ができたら、ダブルクリックして編集画面を開きます。
編集する内容は1個だけなので簡単です。
「値のデータ」の欄を「1」にしてOKボタンをクリックしてください。

以上でレジストリキーの作成と保存は終了になります。
レジストリの変更を反映させるために一度サインアウトする
上記のレジストリ編集の設定を反映させるために、一度サインアウトして下さい。
確認作業
再度サインインしたらスタートボタンを押してみて下さい。
設定がうまくいっていれば下記のようにWindows10のスタートメニューが表示されるはずです。

再度Windows11のスタートメニューに戻す方法
念のためにスタートメニューをWindows11に戻す方法も記載します。
作業的には先ほど作成したレジストリキーを削除するだけで元に戻すことができます。
作成したレジストリキーの削除方法
レジストリエディタから先ほど作成した「Start_ShowClassicMode」を開きます。
「Start_ShowClassicMode」>右クリック > 削除をクリック

確認画面が出ますので「はい」をクリック

レジストリの変更を反映させるために一度サインアウトする
サインアウト>サインインをして頂くと元に戻ります。
まとめ
意外と簡単な手順で使い慣れたWindows10のスタートメニューに切り替えられるので、ぜひ試してみて下さい。レジストリを編集する作業なので十分ご注意下さいね。
コメント
[…] Windows11のスタートメニューとスタートボタンをWindows10のようにカスタマイズする方法WIndows11のスタートボタンとスタートメニューをWindows10のようにカスタマイズする方法を紹介します。m […]